ペンシルベニア州マッコネルズバーグ — 2014年10月20日 — ペンシルベニア州マッコネルズバーグのJLGインダストリーズ本社の拡張されたカスタマートレーニングセンターとリフトおよびアクセス機器用に新設された性能試験場では、トレーニングクラスが行われています。
250万ドルを掛けて8月に完成したこの施設は、従来のトレーニング施設を4倍に拡張し、より多くの受講者と機械を収容できるようにしたものです。さらに、受講者は1.62ヘクタール(4エーカー)の性能試験コースで、テレハンドラー、シザーリフト、およびブームリフトの走行と操作のスキルを磨く実習経験が積めます。
JLGインダストリーズ社の製品トレーニング担当シニアディレクター、リック・スミスは「機器オペレーター向けのクラスでもサービス技術者向けのクラスでも、あるいは教官を訓練生に見立てた模擬トレーニングにおいても、この新トレーニング施設は、そのマルチメディア設備、多数の機器、広い空間と快適性により、受講者の学習を助ける」と言います。「屋内実習区域を拡張して、天井の高さ9.1 m(30 ft)の4区画を設けて、4基ものJLGウルトラブーム
®を収容できるようにした」
また、追加の区画により、受講者を風雨から守る空調付きの快適な空間で、同時に複数のトレーニングクラスが開講できるようになりました。大型スクリーンと多数のHDモニターに映したマルチメディア映像によって生の実演を補完し、クラスの規模に関わりなく、分かりやすい視覚情報を各受講者に間違いなく提供できるようになっています。
また、お客様は、新設の性能試験場内の実際の建設作業現場を再現した安全な環境でJLGの機器の操作を体験する機会が得られます。ここの地面は、テレハンドラーの積荷を置いたり取り上げたりする場所としてさまざまな地面の状態と建築物を混合して用意してあります。高所作業台用として、実際の用途をシミュレートする目標物も多数用意されています。受講者は、機器を操縦して、斜面や級坂を上下しながら模擬電線などの障害物を越えたり迂回したりします。
スミスによれば、「性能試験場はオペレーター向けトレーニングの受講者に教室で学んだことを実地に試す機会を与え、さらに実務で遭遇する可能性のあるシナリオの多くを2倍に設定した状況で試すことができる」のです。「たとえば、模擬電線はその電圧を判定し、保つべき最低安全距離を判断する助けとなる」
1579.35 m²(17,000 ft²)の屋内スペースには3つの教室、飲食エリア、および会議室があります。最新の教室には24名の受講者を収容でき、アトリウムの天井の高さは6.1 m(20 ft)で、プロジェクター用大型スクリーンとデュアルHDモニター、およびオーディオディオ/ビデオ操作盤があります。さらに、2.44 m(8 ft)のドアにより、各区画にアクセスして小型の機械を教室に移動させることができます。 教室は移動式の壁により飲食エリアに開放でき、最大で80名を収容できます。飲食エリアには、追加のメディア機器および音響機器があり、ケータリングと飲物のサービスが受けられます。
JLGのトレーニングセンターおよびトレーニング機会についての詳細は
www.jlg.com/en/hands-on-trainingで確認できます。